2020年03月20日

たいせつなこと

「たいせつなこと」マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
レナード/ワイスガード え  うちだややこ やく  
フレーベル館

1949年に出版された絵本です。
2001年に内田也哉子さんが翻訳なさって、日本で初出版されました。

50年以上前に作られた絵本ですが、古さを全く感じません。
むしろ、今の時代にこそ必要な絵本かも。


グラスにとって大切なのは、向こうが透けて見えること。
スプーンは食べるときに使う。スプーンにとって大切なことは、それを使ったら上手に食べられるっていうこと。
草にとって大切なことは・・・
リンゴにとって大切なことは・・・

この絵本のいう「たいせつなこと」って、それがそれであることの意味。
存在意義みたいなものでしょうか。


それじゃあ、わたしは?
わたしにとってたいせつなことって?

それを考えさせてくれる絵本です。

内田也哉子さんが、あとがきを書いていらっしゃいます。
也哉子さんが幼い頃に読んでもらった絵本、少し大きくなって自分で読んだ絵本たち。
大人になり、その絵本を届ける側になった也哉子さん。
その思いが書かれています。

小学生から楽しめるでしょう。
読み聞かせにも向いています。
大人にも読んでほしい絵本です。




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posted by ちびごりら at 13:33| Comment(0) | 大人に読んでほしい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする