2018年11月14日

きいのいえで

「きいのいえで」 種村有希子 講談社

「きい」が、お母さんに怒られて泣いている。
「きい」とわたしは、双子の兄弟。
だから、わたしは慰めようとしたけど、きいは家でするって。
リュックに荷物を詰めて、家出の用意を始めた。
犬や弟にサヨナラした。
今までずっと一緒にいたのに、本当に家出しちゃうの?
そこでわたしは・・・


お父さんやお母さんに叱られて、「家出してやる!」って思った経験がある人は、けっこう多いのではないでしょうか。
子供なりに、けっこう本気です。
きいちゃんも決死の表情で、リュックに荷物を詰めています。

双子の片割れのうたちゃんは、心配します。
だけど、引き留めるコツをわかっています。
さすが双子。きいちゃんのことをよくわかっているんですね。
心配を心に秘めながら、きいちゃんに声をかけています。
だんだん穏やかになっていく、きいちゃんの表情。
明日には、家出のことなんてすっかり忘れているんじゃないかな。

双子ならではの心のつながり。
そして、状況は飲み込めないながらも、二人にくっついて離れない弟。
三者三様の心の機微、感情のやり取りを感じました。
余計な背景がないので、登場人物の心の動きがはっきりと感じ取れます。


3歳ぐらいから楽しめるでしょう。
集団での読み聞かせにも向いています。




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posted by ちびごりら at 08:09| Comment(0) | 大きい子の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする