2018年09月30日

あっ!みーつけたっ!!

「あっ!みーつけたっ!!」  くすのきしげのり 
 大島妙子 光村教育図書

学校からの帰り道、ぼくはすごいものを見つけた。
それは、ライオンみたいな石。
ぼくは、いいことを思いついた。
上着のポケットに石を入れて家に持って帰り、色を塗ってライオンを作ったんだ。

次の日はカバみたいな石、その次の日はキリンみたいな石。
上着のポケットに入れて持って帰り、色を塗った。
毎日、ぼくは石を見つけた。

そんなある日、いつものように石をポケットに入れようとしたら、ポケットが破けてしまった!
「どないすんねん」、ぼくはお父さんに叱られた・・・。


家族っていいな、そう思える絵本です。
家族全員で輪になって指切りをする場面に、家族の強い絆を感じます。

お父さんは、長い時間をかけてポケットの破れを繕ってくれました。
最初は、不思議に思いました。お母さんはどうしたの?
後半に、その理由がわかります。

登場人物の表情が、とてもステキです。
主人公が動物の形をした石を見つけたときの、輝くような表情。
ポケットを破いたことを叱られた主人公が、理由を話すときの涙ながらの表情。
それから、お父さんとお母さんが涙ぐむ姿。

絵が、細かいところまで丁寧に描かれています。
破れたポケットは、不器用に繕われています。
主人公の作った動物園には、家族の希望が詰まっているようです。
心を込めて細部まで丁寧に作った主人公の温かい気持ちが伝わってきます。


4歳ぐらいから小学校低学年まで楽しめるでしょう。
集団での読み聞かせにも向いています。



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posted by ちびごりら at 20:09| Comment(0) | 大きい子の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする