2016年03月11日

よいみみのこうま

「よいみみのこうま」 
ぶん・ささきたづ  え・なかむらゆき  女子パウロ会

生まれつき、耳の聴こえないこうまのお話です。
こうまは、いつも友達と仲良く遊んでいました。
くまやうさぎやきつねやたぬきの子供たち、みんな仲良し。
耳が聴こえないのはこうまだけだけど、こうまがそれを気にすることはありませんでした。

もうすぐ春が来るという日のこと、動物たちは水仙の花のつぼみを見つけました。
「きれいだね」と覗き込んだ子供たちは、花芯が黄色くなっていることに気が付きました。
「神様が作った印だよ」とこぐまが言い、自分の首の毛が渦巻いているところを指しました。
「これは、僕が神様に作られたっていう印だよ。神様が作ったものには、みんな印がついているんだよ」
さあ、みんなの印探しが始まりました。
こぎつねはつむじ、こじかは背中の白い模様・・・みんな口々に自分の印がどこにあるか話します。

耳の聴こえないこうまは静かに立っていました。
こぎつねがこうまの印を探し始めましたが、どこにもありません。
不思議がる動物達に、こぎつねは言いました。
「神様が初めから印をつけなかったんだよ。だって、耳が聴こえないから。」
もちろん、その言葉はこうまには聞こえませんでした。

それから何日かたち、こうまは友達を探して森へやってきました。
いつの間にか雪が降り始め、あたりはうっすらと白くなっています。
雪はだんだんひどくなり、いつの間にか吹雪になっていました。
その時、こうまは誰かに呼ばれたような気がしました。
こうまが辺りを見回したときに見つけたのは・・・。

神様がつけた印は、目で見えるものとは限りません。
むしろ、見えないことのほうが多いのではないでしょうか。
子どもたちが生まれるとき、神様は一人一人に贈り物をくださいます。
その贈り物は目に見えませんし、一人一人違います。
でも、ちゃんともらっているのです。なぜなら神様に愛されているから。
自分の周りにいる人たちに対して、敬意をもって接していきたいと思います。
そんなことを教えてくれる絵本です。

4歳ぐらいから小学校低学年まで楽しめます。
読み聞かせにもよいでしょう。

よいみみのこうま

よいみみのこうま
価格:1,296円(税込、送料別)


にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ
にほんブログ村
posted by ちびごりら at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/434816760

この記事へのトラックバック