2018年01月25日

りんごがたべたいねずみくん

「りんごがたべたいねずみくん」 作・なかえよしを 
絵・上野紀子 ポプラ社

高い木にリンゴがなっています。
高すぎて、ねずみくんは届きません。
見上げていると、鳥が飛んできて、リンゴを一つ取っていきました。
「ぼくにも翼があったらなあ」と、必死で手を羽ばたかせるねずみくん。
次にさるくんがやってきて、するすると木に登ってリンゴを取っていきました。
「ぼくも木登りできたらなあ」と、必死で木に登ろうとするねずみくん。
それからも、いろいろな動物がやってきて、それぞれの方法でリンゴを取っていきました。
そのたびに、ねずみくんは「ぼくにも・・・」と、やってみるけどできません。
さあ、ねずみくんはリンゴを取ることができるでしょうか?

ねずみくんシリーズの2冊目です。
次々に登場する動物には異なった得意技があり、それをうまく利用してリンゴを取ります。
でも、最後にやってきた動物には、リンゴを取れるような得意技はありませんでした。
その代わりに、できることがあったのです。
一人ではできなくても、二人の力を合わせればできることがあると教えてくれる絵本です。
モノクロの絵の中で、真っ赤なリンゴが鮮やかです。

ただ、ちょっと疑問があります。
ねずみくんはどうして、動物たちに「一つ取ってくださいな」とお願いしなかったのでしょう。
動物たちもどうして、自分のリンゴだけ取って、ねずみくんには声をかけずに行ってしまったのでしょう。
ねずみ君に声をかけたのは、最後にやってきた動物だけでした。
二人で力を出し合って工夫することは、とても素敵です。
でも、お互いに声を掛け合うことも、同じくらい素敵なことだと思うのです。

2歳ぐらいから楽しめます。
集団での読み聞かせにも向いています。




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posted by ちびごりら at 20:33| Comment(0) | 大きい子の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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