2018年10月06日

いっぽ、にほ・・・

「いっぽ、にほ・・・」 ぶん シャーロット・ゾロトウ  
 ロジャー・デュボアザン  やく ほしかわなつこ  
童話館出版

ある春の日のこと、お母さんと小さい女の子は散歩に出かけました。
玄関を出て通りへ向けて一歩、二歩と歩き始めたとき、「見て!」と女の子が言いました。
黄色い花が咲いていました。

親子はまた歩き始めました。
一歩、二歩、三歩・・・「見て!」
今度はネコがいました。

女の子は数歩歩くたびに、何かを見つけて立ち止まります。
お母さんも一緒に立ち止まります。
短い散歩の間に、女の子はいろいろなものに出会いました。

小さい女の子にとって、見るもの聞くものすべてが新鮮です。
いつかは見慣れた風景になってしまうだろうけれど、今は面白くてたまらない。
お母さんは、女の子のペースにゆっくりつきあいます。
親子にとって、かけがえのない時間が流れていきます。

女の子が母親になったとき、やっぱりこんなふうにゆったりと散歩を楽しむのでしょう。
そんな感じがしました。
ラストのお母さんの言葉が、この絵本のテーマを表しています。

鮮やかな色合い、少し昔の風景が魅力的な絵本です。


小さい子どもたちと散歩に出かけると、いろいろなものに気づきます。
道ばたの花、道に落ちている何か、民家の玄関の飾り等々・・・
大人にとって、道は出発点から到着点までをつなぐものにしか過ぎなくても、子どもにはそうではありません。
楽しい冒険みたいなものなのでしょう。

そんな子供たちの気づきに、大人も楽しくなります。
ゆったりと散歩をする時間、大切にしたいものです。

4歳ぐらいから楽しめるでしょう。
集団での読み聞かせにも向いています。
大人にもおすすめの絵本です。

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posted by ちびごりら at 16:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする