2018年12月13日

ねこのごんのすけ

「ねこのごんのすけ」 作・竹下文子  絵・福田岩緒  
ひかりのくに

りょうくんの家には、ごんすけという名前のネコがいる。
ごんすけは、家中で一番いばっている。
「おい、りょう」と、りょうくんに用事を言いつける。
りょうくんは5歳、ごんのすけは6歳。
ごんのすけは、りょうくんが生まれる前から家にいるから、いばっているんだ。

こんのすけは、朝は一番遅くまで寝ている。
散歩から帰ってくると、どろんこ足のまま家の中に入ってくる。
お風呂に入らないし、歯を磨かない。
嫌いなご飯は残す。
でも、叱られない。

あるひ、りょうくんは「ぼくもネコになりたい」と言った。
するとごんのすけは、「それじゃ、俺が教えてやろう」と答えた。
まずは、とがった耳とひげとしっぽが必要だ。
りょうくんは、画用紙で耳を作り、クレヨンでひげを描き、タオルをしっぽにした。

ごんのすけは、最初に家の中の歩き方を教えてくれた。
それから外に出て、塀の上の歩き方、木登り、待ち伏せ・・・
ネコになる練習はさらに続く。


のんびりとマイペースに暮らしているごんのすけ。
確かに、うらやましく思います。
だけど、真似してみるとけっこう大変。
りょうくんは、くたくたに疲れてしまいます。

猫の格好をしたりょうくんの姿が、なんともいえず愉快です。
一生懸命にごんのすけの真似をするりょうくんの表情をみると、心情がよくわかります。

人間には人間の、ネコにはネコの、それぞぞれに合った暮らしがあるのだなあと思いました。
当たり前ですが。

4歳ぐらいから向いているでしょう
集団での読み聞かせにも向いています。




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posted by ちびごりら at 20:45| Comment(0) | 大きい子の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする