2019年03月18日

ぼくの町に電車がきた

「ぼくの町に電車がきた」
鈴木まもる 文・絵 岩崎書店

男の子は、伊豆半島に住んでいます。
男の子の住む町には、電車が走っています。
だけど昔は、電車が走っていませんでした。
だから、電車の走る町まで、バスで行っていました。
自分たちの町にも電車を走らせたい、人々はそう思いました。
さて、どうやって電車を走らせるか・・・?

男の子のおじいちゃんは、若い頃にその工事に参加していました。
おじいちゃんの話に、男の子はぐいぐいと引き込まれていきます。


電車って、わたしたちにとっては当たり前のものです。
でも、それは違います。
苦労して作った人々がいるから、電車があるのです。

絵本では、どのようにして工事が行われたのか、細かく丁寧に書かれています。
また、左のページには工事の様子、右のページには現在の様子が書かれ、
こんな工事があったからこそ、今、電車が走っていることがよくわかります。
前後の見返しに書かれた伊豆半島の地図からも、工事の大変さが偲ばれます。


読みながら、作者の鈴木まもるさんが絵を描いた「でんしゃはつづく」を思い出しました。
あの絵本では、線路を敷くのは子供たち。
道路や川や山、いろいろな困難にぶつかりますが、力と知恵を合わせて乗り越え、線路をつないでいきます。
昔の人々も、そのようにして線路を敷いたのだなあと、思いました。

そして、それは現代に生きる私たちも同じ。
世の中には、いろいろな問題が山積みです。
多くの人々が、力を合わせ知恵を出し合って、解決していくことが必要だと感じました。

4歳ぐらいから小学生まで楽しめるでしょう。
絵が細かいので、集団での読み聞かせには向きません。
親子でも楽しめる絵本です。

DSCN2869.JPG

ぼくの町に電車がきた (ちしきのぽけっと) [ 鈴木まもる ]

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posted by ちびごりら at 20:14| Comment(0) | 知識の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする