2019年02月11日

いのちのまつり「ヌチヌグスージ」

いのちのまつり「ヌチヌグスージ」 
作:草場一壽  絵:平安座資尚  サンマーク出版

コウちゃんは、初めて沖縄の島にやってきました。
島では、面白い形をした石のお家の前に、大勢の人たちが集まっています。
お弁当を食べたり、おしゃべりをしたり楽しそう。
そのうちに、男の人がサンシンを弾き始め、みんなが踊り始めました。

コウちゃんは目をまんまるにして、島のオバアに聞きました。
「みんなで何をしているの?」
「わたしたちに命をくれた大事なご先祖様のお墓参りさ」

コウちゃんが石のお家だと思っていたのは、お墓だったのです。
島では春になると、お墓の前に親戚中が集まって、ご先祖様に感謝を伝えるのです。

オバアは、「ぼうやに命をくれた人は誰ね〜?」と、コウちゃんに聞きました。
「それは……お父さんとお母さん?」
「そうだねえ。命をくれた人をご先祖さまと言うんだよ」
だけど、お父さんとお母さんも、それぞれのおじいちゃん、おばあちゃんから命をもらったのです。
そのおじいちゃん、おばあちゃんも、命をもらったのです。


命はずっとずっと昔から繋がっていることを、わかりやすく教えてくれる絵本です。
大きく開くページに描かれたたくさんのご先祖様は圧巻で、生命の神秘を感じます。
コウちゃんも大きくなって結婚し子供が生まれたら、ご先祖様になるのです。
読みながら、自分の両親、祖父母、曾祖父母・・・と思いを馳せました。


4歳ぐらいから小学校低学年まで楽しめるでしょう。
集団での読み聞かせにも向いています。
親子で読みたい絵本です。

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いのちのまつり ヌチヌグスージ [ 草場一壽 ]

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posted by ちびごりら at 21:08| Comment(0) | もっと大きい子の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする