2018年09月15日

森のいのち

「森のいのち」 小寺卓矢 文・写真  アリス館

森に朝がやってきました。
いろいろな命が活動を始めます。

まず気づくのは、音。
「ぴぃっ!」というかん高い声は、シカ。
リスはカリカリショリショリとクルミをかじり、キツツキが木を叩く音が響いてきます。
指先がしびれるほど冷たい小川の水、両手でも抱えきれない太い大木。
森の中を歩くうちに、たくさんの倒木に気がつきました。
倒木は死んでしまった木。
森にいるすべての生き物は、いつか死んでいく。
だけどそれは・・・


森の自然の写真絵本です。
すべての命は必ず死に、それを糧にして新しい命が産まれる。
命のつながりを感じます。

表紙の見返しに、思わず息をのみました。
みずみずしい命がきらめいています。

朝靄に包まれた森の写真は、湿った新鮮な空気の香りを感じます。
それから、生き物や大木、苔むした倒木、キノコや若芽の写真。
まるでその場にいるような感覚です。
森林浴をしているように、緑の香りまでしてきそう。
深呼吸したくなります。

柔らかい語り口調の文章が、森の神秘を伝えています。
作者の、森への深い愛を感じる絵本です。


小学生向けの内容です。
でも、日々の生活に疲れている大人にも読んでほしい。
集団での読み聞かせにもいいでしょう。



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posted by ちびごりら at 07:41| Comment(0) | 大人に読んでほしい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする